新型コロナウイルスとは coronavirus (COVID-19)
新型コロナ感染症とは
新型コロナウイルス発生起源考察
コロナウイルスはどのようなウイルスなのでしょうか?
感染症法での取扱いは?
潜伏期間・主要症状・検査所見
新型コロナウイルス罹患者(りかんしゃ)から見える症状と感想
まとめ
新型コロナ感染症とは
足立区で新型コロナ感染症に対応している呼吸器科看護師の松丸きょう子です。
新型コロナウイルスと戦っている医療従者の一人として足立区から見える新型コロナウイルスとは何かお伝えいたします。
新型コロナウイルス発生起源考察
皆さんがご存じの通り、新型コロナウイルスは中華人民共和国(以下、中国)の河北省武漢市が発生場所で、一般的には、コロナ・武漢ウイルス・武漢肺炎などと呼称されており、米国トランプ大統領は中国ウイルス、世界保健機関WHOではCOVID-19と命名されてます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年12月初旬に、 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから、 わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的な流行となり、2020年1月30日には、世界保健機関(WHO)により「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言されました。
私、松丸きょう子の夫、松丸まこと前足立区議会議員がブログで発表した論文には、2020年4月28日に、香港大学公衆衛生学部の研究員、閆麗夢(エンレイム・Limeng Yan)女史が米国へ亡命して、「中国政府は遅くとも2019年12月31日の時点で、武漢ウイルスがヒト・ヒト感染する事実を確実に把握していたにも関わらず、以後、1月20日までこの事実を隠蔽(いんぺい)し続けたと述べた」と記載されています。
|
|
画像提供:wowkorea |
画像提供:大紀元 |
アメリカに亡命した香港大学の閻麗夢博士
|
また、エンレイム女史は、「武漢ウイルスは変異が激しいので、おそらく有効なワクチンは作れないであろうと警告もしている。」とも記述されていおり、7月21日に、日本経済新聞が「中国の新興製薬企業、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス、天津市)は21日、開発中の新型コロナウイルス向けワクチンを湖北省武漢市で4月11日~16日、508人に接種し、第2段階の臨床試験(治験)で効果を確認したと発表」という記事がワクチンの写真と共に示されております。
通常、ワクチンを開発する際は、動物実験だけでも半年以上、また臨床実験やデータ収集などすべて合わせると、少なくとも1年から2年ほどかかるというのがワクチン開発の常識と言われているのですが、写真をよく見るとワクチン瓶のラベルには、なんと「軍事科学院と軍事医学研究院」の文字と、製造年月日2月26日と読み取れるのです。
中国カンシノ・バイオロジクスが開発中の
新型コロナ向けワクチン
(日本経済新聞社提供) |
中国カンシノ・バイオロジクスが開発中の
新型コロナ向けワクチン
(日本経済新聞社提供) |
2月にワクチンが開発されていたとなると開発期間を最短6ヶ月とみても、「開発着手は昨年の8月には着手していることになる。」と、松丸まこと前足立区議会議員は新型コロナウイルとの起源を推測しております。(松丸まこと前足立区議会議員ブログ)
コロナウイルスはどのようなウイルスなのでしょうか?
ウイルス学的特徴として、電子顕微鏡で観察されるコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面には突起が見られる。形態が王冠“crown”に似ていることからギリシャ語で王冠を意味する“corona”という名前が付けられましたた。
ウイルス学的には、ニドウイルス目・コロナウイルス亜科・コロナウイルス科に分類されており、脂質二重膜のエンベロープの中にNucleocapsid(N)蛋白に巻きついたプラス鎖の一本鎖RNAのゲノムがあり、エンベロープ表面にはSpike(S)蛋白、Envelope(E)蛋白、Membrane(M)蛋白が配置されています。
ウイルスゲノムの大きさはRNAウイルスの中では最大サイズの30kbであり、遺伝学的特徴からα、β、γ、δのグループに分類される。HCoV-229EとHCoV-NL63はαコロナウイルスに、MERS-CoV、SARS-CoV、HCoV-OC43、HCoV-HKU1はβコロナウイルスに分類されています。(国立感染症研究所)
厚生労働省の発表では「ウイルス性の風邪」と示されており、SNS等で「ただの風邪」と拡散され始めていますがこれは完全な間違えだと指摘いたします。
ウイルスセスの風邪とは、人から人へ感染する感染症であり、予防ではなく、防御が必要な「重症化する可能性がある風邪」です。
とは云えども、「コロナは空気を吸うと感染する」・「コロナが怖くて外出できない」という方々も少なくありませんが、これもまた間違えです。
間違え原因のひとつとして「恐怖をあおるような報道姿勢」があり、フェイクニュースとは云わないまでも、コロナ感染症に対しての不正確報道があると云わざるを得ません。
感染症法での取扱いは?
日本国内でSARS-CoVやMERS-CoVの感染者が見つかった場合、病気の伝播を抑えるために、感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)に従って感染拡大防止策がとられます。
SARS-CoVとMERS-CoVは共に、感染症法において二類感染症に分類されており、感染者には感染症指定医療機関への入院措置がとられ、陰圧管理された病室で治療を受けることになっています。
新型コロナウイルスは、2020年8月30日現在では、二類感染症相当として日本国では対応をしております。(国立感染症研究所)
潜伏期間・主要症状・検査所見
潜伏期間は1-14日で平均5.8日と報告されています。
発症早期は発熱・鼻汁・咽頭痛・咳嗽(がいそう)といった非特異的な上気道炎の症状のため診断に難渋することがあります。
発症早期から、または上気道炎症状に続いて肺炎を合併することがあり、肺炎を合併する事例としては両側性の胸膜下の浸潤影・すりガラス影が特徴的です。(日本感染症学会)
新型コロナウイルス罹患者(りかんしゃ)から見える症状と感想
発症当初は、短期的に高熱が出た夏風邪と思った。
翌日の熱は、36.7-37.5度程度で安定し、食欲もあり体調は多少の倦怠感がある程度で悪くはなかった。
その翌日、熱は36.8-37.5度程度、咳喘息っぽい症状ななる。
入院後、熱は37.0-37.5度程度で倦怠感はあったものの食欲も普通にあったが、夜中の3時とかには熱が38度台に上がり始めた。
入院10日を過ぎても、熱は38度から39度。
頭がかなり痛い。
咳が止まらない。(咳すると頭に激痛)
痰がからみ、全身が怠い。
味覚障害はないが炭酸水やコーラを飲むと苦く感じる。
いまだかつて経験したことのない長期間の発熱が続く。
基礎疾患を持つ体力の少ない高齢者が肺炎を併発することで寿命を縮めてしまう可能性が高い。(高齢者に限らず基礎疾患を持つ方は要注意)
肺炎にによる呼吸困難にて死亡しない限りは「タチの悪い風邪」という感想を述べる方もいる。
【図解】新型コロナ 患者の一部に長引く症状
(AFP通信)
【クリックで大画面】 |
まとめ 随時更新します
これらの苦しみを見聞きして新型コロナウイルスを「ただの風邪」と吹聴してはいけませんよね。
とは云えども、2020年8月29日のNHKまとめ集計での累積コロナ感染者数は全国67,488人で、感染率は
全国で約0.056%。同日現在の全国感染者総数は845人で約0.0007%です。
新型コロナウイルスを甘く見てはいけませんが、正確な情報を持って、正確な恐怖で、正確な防御をすれば、いつも通りの自由で楽しい生活をお過ごし頂けます。
テレビのワイドショーなどのコメンテーターは勉強不足のうえ思い込みの恐怖で皆さんをあおりますので、信用しすぎに、参考程度にして、ご自身で情報を収集してみてはいかがでしょうか。
私、松丸きょう子がパーソナリティーとして、出演をしている「やっちゃえオッサン!松丸まことTV」では、正確な情報を発信していますので、こちらも参考にして下さいね。
YouTube「やっちゃえオッサン!松丸まことTV」毎週月曜日20時から生放送中!
|